「温かく、郷愁的で、どこか懐かしい」――HYPEBEAST
カナダ出身のSSW、Jonah Yano が、新曲「Homerun 2021」をリリース致しました。
プロデュースを手がけたのは、The 1975 や Omar Apollo との共演でも注目を集める気鋭のアーティストMk.gee。
この楽曲は、Yano が 2021 年に LA でMk.geeの自宅に滞在していた際に生まれた インストゥルメンタルをきっかけに制作されたもの。
モントリオールへの帰路、車中で綴った歌詞が後に曲となり、Yano にとって特別な時間と Mk.gee との友情を封じ込めたような 1 曲に仕上がっております。
Mk.geeによる謎めいたサウンドメイクとギターのレイヤーが、 Yano の繊細で温かみのあるボーカルをやさしく包み込む、 印象深いコラボレーションとなりました!
アーティスト: Jonah Yano
タイトル: Homerun 2021
フォーマット: デジタルリリース
リリース日: 2025 年 6 月 24 日(火)
作品詳細
http://www.rambling.ne.jp/catalog/homerun-2021/
Smart link
https://orcd.co/knqgo3p
新曲「Homerun 2021」 の MV 撮影する為に実は 6 月はずっと東京に居たのですが、そんな中 突然 Jonah の祖父が他界したという訃報が入りました。
訃報を聞いたその日の夕刻、川沿いでビールを飲みながら、祖父のことを思い出していたようで、太陽が沈んでいくのを見届けながら、夜を迎え、考え、当初制作していた別の映像は全て破棄し、その夕刻の瞬間を映したもののみで、お祖父様の人生に捧げる形で発表することに致しました。
「おじいちゃん、寂しくなるよ。
どこにいても、マティーニが無限にあって、ヤンキースのホームゲームがずっと勝ち続けてるといいな。」
by Jonah Yano
■Jonah Yano(ジョナ・ヤノ)
広島生まれ、現在はモントリオールを拠点とするシンガーソングライター。
幼少期からピアノやギターに親しんで、2016 年に携帯電話での作曲&録音をスタートした。
カナダのヴァンクーバーからトロントに引っ越した 2016 年より自身の楽曲をオンラインで発表するようになる。程なくしてトロントの地元音楽シーンから注目されるようになった。その後、ソングライティングやボーカルなどのテクニカルなスキル向上に勤しみ、2018 年にはトロントのデュオである MONEYPHONE の楽曲「On Lock」に参加。アンダーグラウンドなシーンにおいてその名を広めるきっかけになった。
そして、Joseph L’etranger をプロデューサーに迎えた 1st ソロ・シングル「Rolex, the Ocean」を発表。EP の制作に取り掛かり始めた頃に、ケンドリック・ラマーやサンダーキャットらとの共演歴もあるトロントの実力派ジャズバンド、BADBADNOTGOOD を紹介され、EP の表題曲になった「Nervous」にてコラボレーションを果たす。EP『Nervous』をリリースした後、Jonah Yano と BADBADNOTGOOD はマジェスティックスの名曲「Key To Love (Is Understanding)」のカヴァーを発表。そして BADBADNOTGOOD名義の楽曲「Goodbye Blue」で再度コラボを果たした。
2020 年 7 月、Jonah Yano はデビュー・アルバム『souvenir』をリリース。中国系カナダ人ミュージシャンの Monsune、FUJI ROCKFESTIVAL への出演経験もある Jacques Greene、そしてBADBADNOTGOOD など多彩なアーティストの他、幼い頃の別離を経て、15 年ぶりに再開した実父である Tatsuya Muraoka が参加。(父親と再会する様子は「Shoes」の MV として収められている)。『souvenir』は各メディアでも高い評価を受け、The Fader、Billboard、Complexや Exclaim などにも掲載されるとともに、故ヴァージル・アブローやジャイルス・ピーターソン、ベンジ・B といった著名人からも注目され、Spotify や Apple Music でも 100 万回以上の再生回数を記録した。
同じ 2020 年には YouTube で高い人気を誇る動画シリーズ「A COLORS SHOW」にも出演。引き続き、HighSnobiety や NME といった人気メディアにも掲載され、Jessica Pratt’s が歌った「This Time Around」をカヴァーし、リリースした。
その後、しばらくの時間を置いて 2023 年 1 月にリリースされたのが 2nd アルバム『Portrait ofa Dog』だ。また、注目のシンガーソングライターであるクレイロのツアーにおいてフロント・アクトを務めることも発表されたり、故ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)やジャイルス・ピーターソン(Gilles Peterson)が賛辞を送るなど、その歌声は著名人を含めた多くのリスナーの心を掴んでいる。