行き先も、名前もいらない。ただ車を走らせて、どこか遠くへ。
モンゴルと東京、遠く離れた場所から、名前のないどこかへ走り出す二つの声。
ゲームクリエイター・小島秀夫氏も注目し、世界的人気ゲーム『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』に楽曲が起用された、モンゴルのシンガーソングライター・Magnolian(マグノリアン)。
そして、アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』のオープニングテーマ「Great Days」の歌唱をはじめ、数々の作品でその印象的な歌声を響かせてきた日本のジャズシンガー・青木カレン。
国境とジャンルを越えて出会った二人によるコラボレーション第 2 弾シングル「Somewhere Without A Name」が、10 月 21 日に配信リリースされる。
9 月 30 日にリリースされた第 1 弾シングル「A Dream That Felt So Real」に続く今作は、すべてを置いて、名前もないどこかへ遠く走り去りたい――そんな衝動を描いた、ほろ苦いポップ・ソング。
“Sit in my car, drive till I get super far, somewhere without a name”
車に乗り込み、行き先を決めることもなく、ただ遠くへ。Magnolian が「車の中にいること、運転すること、道の上にいること」というイメージに惹かれると語るように、楽曲には、現代を生きる誰もが一度は感じたことのあるような孤独と解放感が同居している。楽しい、寂しい、美しい、そしてどこかありふれている。車を走らせるという日常的な瞬間の中に混ざり合うさまざまな感情が、二人の歌声とともに静かに浮かび上がっていく。
本作は、12 月にリリースを控えている EP に収録される 5 曲の中で最後に完成した楽曲でもある。制作は決して一直線には進まず、構成を何度も組み替え、いくつかのパートを削りながら試行錯誤を重ねたという。その末に辿り着いたのは、余白を残したシンプルな構成だった。タイトルでもある“Somewhere Without A Name”という言葉が印象的に残るアレンジと、冒頭から響くギターのフック。そして、囁くように響く Magnolian のボーカル。あえて残された緩やかな揺らぎが、過去とも未来ともつかない、不思議な時間感覚を生み出している。Magnolian 自身、冒頭のギターフレーズは制作の最後に生まれたものだと振り返った。そのフレーズを見つけた瞬間、「これは特別な曲になった」と感じたという。長い試行錯誤の末、必要なものだけを残すことで完成した「Somewhere Without A Name」。どこへ行くかではなく、ただ今いる場所から遠く離れたい。車を走らせた先にある、まだ名前も知らない場所への憧れと、そこへ向かうときの孤独や解放感が静かに滲む一曲だ。
2023 年に始まり、東京とモンゴルの離れた場所からリモートで制作を続けてきた Magnolian と青木カレン。前作「A Dream That Felt So Real」では、夢と現実の境界を漂うようなインディー・シンセポップを届けた二人が、今作では車に乗り込み、さらに遠く、まだ名前のない場所へと向かっていく。
そして 12 月には、2 人のコラボレーション EP のリリースも予定されている。
アーティスト: Magnolian & Karen Aoki
先行シングルタイトル:Somewhere Without A Name
フォーマット: デジタルリリース
発売日: 2026 年 10 月 21 日(水)
Smart Link:https://bfan.link/somewhere-without-a-name



